「薬がない!」 特設ページ
2022年12月結果 (n=20 :薬局薬剤師14、医療事務5、医薬品卸1)
順位 |
薬品名 |
得票数 |
twitter ranking |
1 |
カロナール(アセトアミノフェン) |
15 |
1 (51) |
2 |
トランサミン(トラネキサム酸) |
14 |
2 (40) |
3 |
(062)防風通聖散 |
13 |
6 (20) |
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ムコダイン(カルボシステイン) |
13 |
8 (14) |
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メジコン(デキストロメトルファン) |
13 |
13 (7) |
6 |
(001)葛根湯 |
11 |
3 (35) |
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ロキソニン(ロキソプロフェン) |
11 |
4 (29) |
8 |
アスベリン(チペピジンヒベンズ酸塩) |
10 |
14 (7) |
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デパケン(バルプロ酸Na) |
10 |
20 (6) |
10 |
(029)麦門冬湯 |
9 |
9 (12) |
※twitter ranking: 2022/12/5-2023/1/4 における「薬品名+出荷調整」でのツイート数順位。カッコ内はツイート数
【所感】コロナ需要か、解熱鎮痛および鎮咳に使用する薬品が上位を占めた。系統が違うものは3位の防風通聖散と8位のデパケンだ。徐放性のデパケンRが長期不足しているためこちらは致し方ないが、防風通聖散は原料となる生薬が不足しているためのランクインだ。
頭痛・関節痛に効く葛根湯、咳に対する麦門冬湯の他、喉の炎症に使う桔梗湯や鼻汁に使う小青竜湯も需要があり、全体的に生薬の需要が高まっている。ダイエット目的で使用する防風通聖散についてはOTC(市販薬)を買ってほしいものである。セルフメディケーションとか医療費削減とかいっても医系議員や医師会が(ry
真の医療費削減とはなにか。点数削ったり薬価を下げたりするだけではないことを、ぜひ政治屋さんに考えていただきたい。
【回答者からのコメント(抜粋)】
・
もっと世の中に周知させてほしい。 「よその薬局で薬がないって言われたけど、そんなことある?本当にそうなの?」と半信半疑の患者さんがまだ大多数です。
・
べつに卸が出し渋ってるわけじゃないんだけど! 本当に品薄なんだけどね! と強く言いたい。 なんか、誰かのせいにしとけばいいやっていう意図が透けて見えて不愉快です。
・
後発品の出荷停止がクローズアップされがちだが、実際には先発品や長期収載品の出荷停止→後発品へ影響、のようなケースも多い。後発メーカーだけでなく先発メーカーのことも考えた対策を考えてほしい。
・
買い占めてる大企業、漢方薬とかアセトアミノフェンとか在庫厳しいと伝えているのに180日分とか処方する医師、実家に帰るからみんなのためにコロナ用の薬を週刊誌で調べて1月分の処方を医師に書かせる患者……。世の中変です。
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出荷調整連絡を隣医はひとまず聞いてはくれますが、90日分・120日分処方などを止めてくれずどうも危機感が伝わっていない感じがあります。医師へのうまい伝え方があれば知りたいです。
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